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風力発電 大量導入への道

電力自由化したら停電が増える?

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前回までに電力自由化について論じてきましたが、今回もその関連で、電力自由化と停電の関係について考えてみたいと思います。4月からの電力小売自由化を控え、筆者も各種メディアからいろいろご質問を頂いておりますが、ご質問の中で「電気料金は安くなるか?」の次に多いのが、「自由化したら停電にならないか?」です。このことについて考察してみたいと思います。

「自由化したら停電にならないか?」という質問は、裏を返せば「自由化しなければ停電が少ない」という幻想が日本に根強くあるからではないか、と筆者は見ています。なにごとも新しい試みを行う際は不安はつきものですが、やはりここは何となくの感覚論ではなく、エビデンスを元に議論しなければなりません。

(※全文:4,802文字 画像:あり 参考リンク:なし)

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この記事の著者

安田 陽(やすだ・よう)

京都大学大学院 経済学研究科 特任教授

1989年3月、横浜国立大学工学部卒業。1994年3月、同大学大学院博士課程後期課程修了。博士(工学)。同年4月、関西大学工学部(現システム理工学部)助手。専任講師、助教授、准教授を経て2016年9月より京都大学大学院 経済学研究科 再生可能エネルギー経済学講座 特任教授。 現在の専門分野は風力発電の耐雷設計および系統連系問題。技術的問題だけでなく経済や政策を含めた学際的なアプローチによる問題解決を目指している。 現在、日本風力エネルギー学会理事。電気学会 風力発電システムの雷リスクマネジメント技術調査専門委員会 委員長。IEA Wind Task25(風力発電大量導入)、IEC/TC88/MT24(風車耐雷)などの国際委員会メンバー。主な著作として「日本の知らない風力発電の実力」(オーム社)、翻訳書(共訳)として「洋上風力発電」(鹿島出版会)、「風力発電導入のための電力系統工学」(オーム社)など。

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