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風力発電 大量導入への道

再エネに関する情報ギャップ(その1:便益ってご存知ですか?)

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前回のコラムで、再エネに関する国際議論はなかなか日本に正確に伝わらず、日本と海外で「情報ギャップ」が存在する、ということを書きました。今回以降、それらをシリーズでテーマ別に掘り下げて行きたいと思います。まずは、前回紹介した「便益(benefit)」について深堀りします。

「便益」を語らない日本

まずはじめに、少し前回のおさらいをしたいと思います。前回のコラムでは、「日本でこれほどまでに風力発電の地位が低いのは、便益がほとんどまったく語られず、コストや課題ばかりが強調されているからかもしれません」と述べました。風力発電に限らず、再エネ全般の便益が日本ではほとんど語られていません。いや、「便益」という概念自体が日本全体で希薄なような気がします。

(※全文:4,840文字 画像:なし 参考リンク:なし)

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この記事の著者

安田 陽(やすだ・よう)

関西大学 システム理工学部 准教授

1989年3月、横浜国立大学工学部卒業。1994年3月、同大学大学院博士課程後期課程修了。博士(工学)。同年4月、関西大学工学部(当時)助手。専任講師、助教授を経て現在、同大学システム理工学部准教授。現在の専門分野は風力発電の耐雷設計および系統連系問題。 現在、日本風力エネルギー学会理事。電気学会 風力発電システムの雷リスクマネジメント技術調査専門委員会 委員長。IEA Wind Task25(風力発電大量導入)、IEC/TC88/MT24(風車耐雷)などの国際委員会メンバー。主な著作として「日本の知らない風力発電の実力」(オーム社)、翻訳書(共訳)として「洋上風力発電」(鹿島出版会)、「風力発電導入のための電力系統工学」(オーム社)など。

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