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風力発電 大量導入への道

なぜ欧州では市民風車が成功したのか?(上)

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今回は「なぜ欧州、特にデンマークでは市民風車や組合風車が成功を収めているのか?」というテーマを取り上げます。もちろん、前回のコラムに引き続き、「メンテナンスが大事」というのが隠れた主題です。

デンマークの市民風車やコミュニティ風車、組合風車の成功事例は、日本でも多くの文献で取り上げられています。その成功の要因は、市民の環境意識が高いことや政府や自治体の支援スキームがしっかりしていることなどがよく取り上げられます。もちろん政策学や社会学の観点から分析すると、確かにその通りで日本が学ぶべきことも多いでしょう。しかし、筆者は別の観点から、すなわち「メンテナンス」というエンジニアリング的な観点からこの市民風車の成功を分析したいと思います。

(※全文:3,174文字 画像:なし 参考リンク:なし)

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この記事の著者

安田 陽(やすだ・よう)

関西大学 システム理工学部 准教授

1989年3月、横浜国立大学工学部卒業。1994年3月、同大学大学院博士課程後期課程修了。博士(工学)。同年4月、関西大学工学部(当時)助手。専任講師、助教授を経て現在、同大学システム理工学部准教授。現在の専門分野は風力発電の耐雷設計および系統連系問題。 現在、日本風力エネルギー学会理事。電気学会 風力発電システムの雷リスクマネジメント技術調査専門委員会 委員長。IEA Wind Task25(風力発電大量導入)、IEC/TC88/MT24(風車耐雷)などの国際委員会メンバー。主な著作として「日本の知らない風力発電の実力」(オーム社)、翻訳書(共訳)として「洋上風力発電」(鹿島出版会)、「風力発電導入のための電力系統工学」(オーム社)など。

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