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風力発電 大量導入への道

日本の電力技術は遅れている、と言うべき日が来た

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12月16日(火)に行われた経済産業省 新エネルギー小委員会 第3回系統ワーキンググループ(以下系統WG)で電力7社からの解析結果が提出され、「接続可能量」や拡大方策が言及されました。本コラムでも2014年10月6日号10月13日号10月20日号11月3日号において「接続保留」問題を取り上げてきましたが、今回もその続編という位置づけで、系統WG資料について速報的にコメントします。

結論から先に言うと、第3回系統WGで電力各社から提出された資料は、大きな失望を隠せない内容でした。失望の主な理由は、あまりに志の低い数値だけでなく、電力会社の情報収集能力の低さや国際感覚の欠如が感じ取れたからです。

これらの資料を読むと率直に、日本の電力技術は遅れている、と言わざるを得ません。しかも先進国の中ではもはやビリの方に近いかも知れません。他国と先頭集団となって一緒に走っているつもりかもしれませんが、実は周回遅れだったりします。

(※全文:4,825文字 画像:あり 参考リンク:あり)

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この記事の著者

安田 陽(やすだ・よう)

関西大学 システム理工学部 准教授

1989年3月、横浜国立大学工学部卒業。1994年3月、同大学大学院博士課程後期課程修了。博士(工学)。同年4月、関西大学工学部(当時)助手。専任講師、助教授を経て現在、同大学システム理工学部准教授。現在の専門分野は風力発電の耐雷設計および系統連系問題。 現在、日本風力エネルギー学会理事。電気学会 風力発電システムの雷リスクマネジメント技術調査専門委員会 委員長。IEA Wind Task25(風力発電大量導入)、IEC/TC88/MT24(風車耐雷)などの国際委員会メンバー。主な著作として「日本の知らない風力発電の実力」(オーム社)、翻訳書(共訳)として「洋上風力発電」(鹿島出版会)、「風力発電導入のための電力系統工学」(オーム社)など。

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