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風力発電 大量導入への道

風車の天敵、冬季雷(お詫びと訂正の巻)

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前々回のコラムで冬季雷の発生メカニズムについて解説しましたが、大変申し訳ありません、古い情報(正確に言うと今では否定されている説)を読者のみなさまにお伝えしてしまいました。謹んでお詫び申し上げますとともに訂正したいと思います。今回は早速その情報修正を試みると同時に、科学的知見がどのようなスピードでアップデートされているかについても論じてみたいと思います。

ここ数年で明らかになった最新の知見によると、前々回コラムで紹介した冬季雷発生の理論は現在では否定されているようです。コラム掲載後、早速、ご専門の方から誤りをご指摘頂きました。というわけで今回は、最新の雷発生メカニズムについて、この分野の新進気鋭の研究者である一般財団法人 電力中央研究所 電力技術研究所 雷・電磁環境領域 主任研究員の齋藤幹久氏に緊急インタビューをお願い致しました。このインタビューは主にメールで質疑応答をやり取りさせて頂き、最終的に会話風にわかりやすく再構成したものです。また、内容に関しては、この分野の世界的権威である石井 勝 東京大学名誉教授にもご査読頂きました。紙面を借りて篤く御礼申し上げます。

冬季雷発生の最新の理論

安田

前々回の拙稿で冬季雷の発生メカニズムについて書きましたが、古い文献をそのまま鵜呑みにしてしまったようで、お恥ずかしい限りです。普段から、風力発電の国際動向など「常に最新データをウォッチすべし」と自分で言ってて、それができてませんでした。反省しまくりです。タイムリーに誤りをご指摘頂きましてありがとうございました。というわけで早速、この分野の第一人者である齋藤さんにお話を伺い、私自身も一緒に勉強させて頂きながら、読者のみなさまにも最新の科学的知見をご紹介したいと思います。まず、「強風で雲が横倒し」モデルは、現在の最新の知見では否定されているのですね・・・?

(※全文:4,698文字 画像:なし 参考リンク:なし)

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この記事の著者

安田 陽(やすだ・よう)

関西大学 システム理工学部 准教授

1989年3月、横浜国立大学工学部卒業。1994年3月、同大学大学院博士課程後期課程修了。博士(工学)。同年4月、関西大学工学部(当時)助手。専任講師、助教授を経て現在、同大学システム理工学部准教授。現在の専門分野は風力発電の耐雷設計および系統連系問題。 現在、日本風力エネルギー学会理事。電気学会 風力発電システムの雷リスクマネジメント技術調査専門委員会 委員長。IEA Wind Task25(風力発電大量導入)、IEC/TC88/MT24(風車耐雷)などの国際委員会メンバー。主な著作として「日本の知らない風力発電の実力」(オーム社)、翻訳書(共訳)として「洋上風力発電」(鹿島出版会)、「風力発電導入のための電力系統工学」(オーム社)など。

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