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風力発電 大量導入への道

ブリュッセル日記(国際議論の現場から)

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この原稿は、ブリュッセルから帰国途中の飛行機の中で書いています。これまでもたびたび国際規格の現場をリポートしてきましたが、今回筆者が出席したのは国際規格の会議ではなく、「Wind Integration Workshop」(以下、WIWと略)という風力発電の系統連系問題の学術会議です。この会議の参加報告を行いながら、日本の外で何がホットに議論されているかを紹介したいと思います。

国際議論の情報収集に出遅れた日本

このWIWは「学術的」と言っても、大学の研究者ばかりが集まって机上の空論をするのではなく、送電系統運用者(TSO)や発電事業者など産業界の技術者も数多く参加し、EUの国際プロジェクトや各国の国家プロジェクトなどの成果も華々しく発表されているのが特徴です。この会議はすでに15年の歴史があり、風力の系統連系というごく狭い分野を扱うにもかかわらず、参加者も優に200人は超えています。

(※全文:4,840文字 画像:あり 参考リンク:なし)

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この記事の著者

安田 陽(やすだ・よう)

関西大学 システム理工学部 准教授

1989年3月、横浜国立大学工学部卒業。1994年3月、同大学大学院博士課程後期課程修了。博士(工学)。同年4月、関西大学工学部(当時)助手。専任講師、助教授を経て現在、同大学システム理工学部准教授。現在の専門分野は風力発電の耐雷設計および系統連系問題。 現在、日本風力エネルギー学会理事。電気学会 風力発電システムの雷リスクマネジメント技術調査専門委員会 委員長。IEA Wind Task25(風力発電大量導入)、IEC/TC88/MT24(風車耐雷)などの国際委員会メンバー。主な著作として「日本の知らない風力発電の実力」(オーム社)、翻訳書(共訳)として「洋上風力発電」(鹿島出版会)、「風力発電導入のための電力系統工学」(オーム社)など。

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