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風力発電 大量導入への道

風車の天敵、冬季雷(規格と規制の巻)

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前回のコラムで冬季雷について解説しました。今回もその続きです。2008年3月にNEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)の「日本型風力発電ガイドライン 落雷対策編」が、また2014年8月にはJIS C 1400-24:2014が発行され、日本の冬季雷にも対応した規格の制定によって風力発電の雷害対策は大きく進展しています。

・・・が、しかし。確かに技術的にも事故被害メカニズムの解明や対策技術の提案はそれなりに蓄積が進んでいるのですが、現在でも相変わらず雷による事故は減っているとはなかなか言えない状況です。それは何故か? 規格に従っていても事故は防止できないのか? 今回のコラムで考えて行きたいと思います。

今季の冬(2014年から2015年にかけて)は今のところ風力発電の深刻な雷事故はそれほど多くないようですが、昨季(2013年から2014年にかけて)は風力発電の雷事故が目立ち、特にナセルの焼損・ブレード落下やレセプタの脱落が相次いで報告されました。

(※全文:5,537文字 画像:なし 参考リンク:なし)

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この記事の著者

安田 陽(やすだ・よう)

関西大学 システム理工学部 准教授

1989年3月、横浜国立大学工学部卒業。1994年3月、同大学大学院博士課程後期課程修了。博士(工学)。同年4月、関西大学工学部(当時)助手。専任講師、助教授を経て現在、同大学システム理工学部准教授。現在の専門分野は風力発電の耐雷設計および系統連系問題。 現在、日本風力エネルギー学会理事。電気学会 風力発電システムの雷リスクマネジメント技術調査専門委員会 委員長。IEA Wind Task25(風力発電大量導入)、IEC/TC88/MT24(風車耐雷)などの国際委員会メンバー。主な著作として「日本の知らない風力発電の実力」(オーム社)、翻訳書(共訳)として「洋上風力発電」(鹿島出版会)、「風力発電導入のための電力系統工学」(オーム社)など。

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