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風力発電 大量導入への道

日本の電力技術は遅れている、と言われないために

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明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。新年の寿ぎを申し上げますとともに、読者のみなさまの益々のご発展を(それと地球環境の保全も)ご祈念致します。

さて、年が明けてNHKの大河ドラマも新しくスタートしました。新しもの好きであると同時に古いもの好きの筆者としては楽しみです。今年は幕末が舞台となりましたが、状況がめまぐるしく変わる先の読めない時代です。

当時の幕末の志士たちは、立場や思想信条はそれぞれあれど、「志」高く明日を目指していました。厳しく情報が統制されていた時代に文字通り命がけで海外の最新情報をつかみ、議論を磨くことで軸のぶれない思考や行動が生まれました。現代日本でも、言語の壁という厚い障壁のため相変わらず「情報鎖国」がまだら模様に続いているようで、ややもすれば世界で何が起こっているか?日本の立ち位置は?が見失われてしまいます。世界の情報を適確に把握することがますます重要となります。

前回コラムの反響

前回12月22日付のコラムはかなりの反響があり、筆者としても有り難い限りです。まずは広く情報発信と問題提起ができたという点では、予想以上の目的を果たすことができたと考えています。多くが肯定的・建設的なご意見でしたが、反面、感情的な拒否反応も若干あったようです。

しかし、前回のコラムの目的は「賛」の意見と「否」の意見を二分化することではありません。立場はどうあれ、共通の土俵に乗って同じ情報を共有してフェアに議論したい、というのが筆者の目指すところです。議論の主題は「遅れている/遅れてない」という二項対立ではなく、そもそも何故そのような議論が発生するのか?という理由や根拠となるエビデンスを多くの人と共有すること自体が真の目的です。

(※全文:4,920文字 画像:あり 参考リンク:あり)

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この記事の著者

安田 陽(やすだ・よう)

関西大学 システム理工学部 准教授

1989年3月、横浜国立大学工学部卒業。1994年3月、同大学大学院博士課程後期課程修了。博士(工学)。同年4月、関西大学工学部(当時)助手。専任講師、助教授を経て現在、同大学システム理工学部准教授。現在の専門分野は風力発電の耐雷設計および系統連系問題。 現在、日本風力エネルギー学会理事。電気学会 風力発電システムの雷リスクマネジメント技術調査専門委員会 委員長。IEA Wind Task25(風力発電大量導入)、IEC/TC88/MT24(風車耐雷)などの国際委員会メンバー。主な著作として「日本の知らない風力発電の実力」(オーム社)、翻訳書(共訳)として「洋上風力発電」(鹿島出版会)、「風力発電導入のための電力系統工学」(オーム社)など。

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