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風力発電 大量導入への道

年頭にそもそも電力自由化とは何かを再考する

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明けましておめでとうございます。再エネの事業に携わっている方々にとって昨年2015年は悲喜こもごもおありだったかと思いますが、まずは新年のお慶びを申し上げます。とりわけ本年2016年は電力システム改革が一段落して、電力自由化が一般消費者まで広がり、一応の完成を見る年でもあります。屠蘇気分も覚めやらぬ新年の年頭にこの場を借りて、今年の「旬」の話題である電力自由化について議論してみたいと思います。

自由に選べることが自由化?

さて、今年4月の電力小売完全自由化を迎えるにあたって、筆者の元にもさまざまなメディアから「電力自由化によってどのような恩恵がもたらされるのか?」というお問い合わせを頂いております。特に「一般の消費者にとってどのようなメリットがあるのか?」という消費者目線での質問が多く、消費者の期待や関心が高まっていることを感じさせられます。例えば「電力会社(小売会社)を自由に選べるようになる」という期待は多くのメディアでも取り上げられています。

(※全文:4,342文字 画像:あり 参考リンク:なし)

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この記事の著者

安田 陽(やすだ・よう)

関西大学 システム理工学部 准教授

1989年3月、横浜国立大学工学部卒業。1994年3月、同大学大学院博士課程後期課程修了。博士(工学)。同年4月、関西大学工学部(当時)助手。専任講師、助教授を経て現在、同大学システム理工学部准教授。現在の専門分野は風力発電の耐雷設計および系統連系問題。 現在、日本風力エネルギー学会理事。電気学会 風力発電システムの雷リスクマネジメント技術調査専門委員会 委員長。IEA Wind Task25(風力発電大量導入)、IEC/TC88/MT24(風車耐雷)などの国際委員会メンバー。主な著作として「日本の知らない風力発電の実力」(オーム社)、翻訳書(共訳)として「洋上風力発電」(鹿島出版会)、「風力発電導入のための電力系統工学」(オーム社)など。

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