風力発電 大量導入への道

欧州ではなぜ送電インフラへの投資が盛んなのか?

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日本に伝わってくる最近の欧州からのニュースと言えば、テロや移民問題や英国のEU離脱問題など、ネガティブな情報が多く、まるで明日にでも欧州が沈没してしまうような印象すら覚えます。もちろん、このような問題を抱えていることも情報の一つとして怜悧に観察しなければなりませんが、一方で他人の抱える問題ばかりを上げ連ねて溜飲を下げるだけでは、日本も混迷の21世紀を生き抜くことはできません。本稿では、あまり日本語のニュースやネット情報では流れない、「前向きでポジティブな」欧州の情報をご紹介したいと思います注1

注1:本稿は下記のコラムを加筆修正して大幅に改編したものです。下記コラムが本稿のダイジェスト版という位置づけです。両者には共通・重複する文章表現がありますが、何卒ご了承下さい。
・安田陽:送電インフラへの投資が盛んな欧州、京都大学再生可能エネルギー経済学講座コラム「再エネを語る。未来を語る。」、2017年1月26日掲載

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