この時期になると、太陽光発電市場に関する前年の暦年による統計数値が様々な期間から発表され始める。日本の市場についても様々な機関から統計値が報告されている。
欧州太陽光発電産業協会(EPIA)は、ベルギー・ブリュッセルで2014年3月6日に開催した第9回マーケット・ワークショップを開催し、2013年の世界の太陽光発電導入量は37GW以上であったとの速報値を発表した。2011年の30.2GW、2012年の29.9GWと世界市場では踊場状態となっていたが、2013年はとくに下期から市況が改善され、停滞から抜け出すことができた。上位3ヶ国は、中国(11.3GW)、日本(6.9GW)、アメリカ(4.8GW)であり、日本は2013年において年間導入量で世界2位の導入国となった。