ソーラー市場 月次レポート

減速市場で新たな競争/事業機会(後編)

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2月24日に第19会調達価格等算定委員会が開かれ、今年のFIT価格について指針が示された。プレミアム期間を受け、「27年度4月1日~6月30日:29円/kWh」、「7月1日~:27円/kWh」となる見込みだ。アメリカの動向を紹介しつつ、今後の日本の太陽光発電市場を「現状成長ケース」「導入進展ケース」の二つのシナリオで分析した。

米国:
分散型電源増加の流れにビジネスチャンス

米国において小規模システムの普及を牽引しているのは、余剰分の補償制度であるネットメータリング制度であるが、この制度の下でバーチャル・ネットメータリングやコミュニティ・ソーラー(Community Solar)(※1)と呼ばれる新たな導入モデルが出てきている。

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