2019年3月にドイツ機械工業連盟(VDMA)が主催する結晶シリコン太陽電池に関する技術ロードマップ(International Technology Roadmap for Photovoltaic、ITRPV)の改訂版(第10版)が発行された。ITRPVでは、前版(第9版)と2018年の技術変化を踏まえ、セル高効率化、モジュール高出力化、および市場要請に合致したモジュールの投入を主題として2029年までの今後の10年間の技術変化を見通している。本稿では、今回の改訂版において分析された主要な技術変化見通しを概説する。
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