中国・国家能源局は、中国の2017年上期の太陽光発電システム導入量を前年同期比9%増の24.4GWと正式に発表しました。うち大規模太陽光発電所は17.29GW、分散型太陽光発電システムは前年同期の2.9倍増となる7.11GWでした。2016年のフィードイン・タリフ(FIT)の適用期限を前に駆け込み設置が発生していた2017年6月単月の導入量は13.15GWでした。6月末における中国の太陽光発電システム累積導入量は101.82GW、うち大規模太陽光発電所は84.39GW、分散型太陽光発電システムは17.43GWに達しました。
中国の太陽光発電システム市場の中心は、北西部から中部、東部地域へ移りつつあります。同期には、中国東部地域の新規導入量は8.25GWで全体の34%を占め、浙江省、江蘇省および安徽省の新規導入量はいずれも2GWを超えました。中部地域の新規導入量は4.23GW(17.3%)、北西部の新規導入量は前年同期比で50%減少し4.16GWでした。
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