再生可能エネルギーの固定価格買取制度により、日本の太陽光発電市場は大きく変化している。固定価格買取制度開始前の市場ドライバは、住宅用太陽光発電システムの補助金制度と余剰電力の優遇買取制度であったことから、導入容量でみると、日本の太陽光発電システム市場の約80%を住宅用太陽光発電システムが占めていた。
固定価格買取制度の開始により、20年という長期間の買取が約束されることで、収益性を計算できるようになり、発電事業として太陽光発電の導入が可能となったために、非住宅の市場が大きく伸び、結果として国内市場が大きく拡大している。その結果、海外製モジュールの輸入量も大きく増えている。こうした傾向は、太陽電池の出荷統計にも顕著に表れている。
続きは有料会員登録後にお読みいただけます。
- オンラインでは実務に直結する有益なオリジナル記事を掲載
- 登録月(購入日~月末)は無料サービス
- 環境設備の導入・営業に役立つ「補助金情報検索システム」も利用可能
- 本誌「環境ビジネス」の電子ブックも読み放題
- 月額
- 1,300円(税込)
- 年額
- 15,600円(税込)
- 1
- 2