ASEAN諸国においても各国が再生エネルギーの導入目標を設定しており、太陽光発電をはじめとした再生可能エネルギーの導入に取り組んでいる。インドネシア、カンボジア、シンガポール、タイ、フィリピン、ブルネイ、ベトナム、マレーシア、ミャンマー、ラオスから成るASEANは、2000年から2013年にかけてGDPは5.1%成長しており、電源需要が拡大する見込みである。ASEANでは表1に示すように、2025年までにエネルギーミックスにおける再生可能エネルギーシェアを23%とすることを目標としており、各加盟国も再生可能エネルギーの導入目標及び太陽光発電の導入目標を掲げている。
また、ASEAN諸国の電化率は78.7%であり、島嶼や遠隔地におけるディーゼル燃料の削減を目的とした太陽光発電の導入が進むと共に、今後は、ピーク時の需要低減や都市部での電力需要増に対応するための大規模発電所の導入がこの地域内で増加していくことが予測される。
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