ドイツにおいては2010~2012年の3年間は年間7GWレベルの市場規模を維持してきたが、2013年の年間導入量は、3.3GWに縮小した。2014年の導入量はさらに減少して1.89GWとなった。これは太陽光発電の普及を毎年2.5~3.5GWの範囲に収めるという政治的意志が反映された結果である。
ドイツの蓄電池政策
ドイツにおいては、2000年に固定価格買取(FIT)制度が開始されて、7GW市場に到達するまでに10年間要している。この間にFITの見直しが市場の状況を踏まえて実施され、FIT価格については、設置場所(地上設置と屋根設置)と容量に基づいて決定されていたが、現状では、容量のみに基づくFITとなっている。
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