国際エネルギー機関・太陽光発電システム研究協力プログラム(IEA PVPS)は、4月8日に報告書「Snapshot of Global PV Markets 2015」を発刊した。この報告書は、2015年の世界の太陽光発電システム導入量速報値及び動向のハイライトをまとめたもので、毎年刊行されている。
同レポートによれば、2014年の40GWに対し、2015年は25%の伸びで、世界で少なくとも48.1GWの太陽光発電システムが設置・系統連系されたという。今後、各国が報告する確定値を考慮すると、2015年の新規導入量は最大で50GWとなる可能性がある。2015年の市場規模については、様々な調査会社や産業団体が報告をしており、出荷量をベースに報告されているケースもあるが、IEA PVPSは、エネルギーにおける太陽光発電の貢献を分析するために設置・系統連系ベースで、太陽電池モジュールの容量(DC容量)で導入量を報告している。
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