ソーラー市場 月次レポート

進化する結晶シリコン太陽電池 最高変換効率更新ラッシュ

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10月には台湾でPVTaiwan、シンガポールで太陽光発電国際会議(PVSEC‐26)が、また、中国・天津では第16回中国太陽光発電学術大会(CPV‐16)が開催されたこともあり、結晶シリコン太陽電池の最高変換効率の記録更新が、複数発表された。表に示すように、各社から変換効率の更新が多く報道された。

Trina Solarは、p型多結晶シリコンPERCセルのハーフカットセルを用いたモジュールで世界最高変換効率19.86%を達成した。Trina Solarは、2015年11月に傘下の研究機関であるState Key Laboratory of PV Science and Technology of Chinaが、156mm角のp型多結晶シリコン太陽電池セルの変換効率21.25%を達成し、世界最高記録と報告していたが、量産レベルのp型多結晶シリコンPERC太陽電池セルの量産平均効率が20%超えとなり、20.14%となったことも報告し、研究室で開発した技術の量産ラインへの移転が進展していることを示した。この報告と同時期にJinko Solarは、p型多結晶シリコンPERCセルでTrinaの記録を破り、変換効率21.63%の達成を報告した。これらの話題はシンガポールで開催されたPVSEC-26でにおいても注目されていた。また、シンガポールに製造拠点をもつREC Solaでは、高品質ウエハーを使用した多結晶シリコン太陽電池セルで最高効率20.47%、平均効率でも20.21%を達成し、同社の量産ラインに2016年11月初めに適用される予定を報告した。

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