2019年の世界市場は、過去に実施された入札において、選定された太陽光発電プロジェクトの稼働期限や導入計画の進展などから、弊社では2019年の導入量を104GW~129GWと見通している。
最終的な導入量は、中国での導入量の影響を大きく受ける見込みであるが、インドおよび米国市場が堅調に推移し、欧州市場の回復が期待できることから、2018年の100GWを上回ることは確実である。2020年以降は、中国市場が年間40GW台の市場となり安定化に向かうものの、インド、オーストラリア、米国での導入が市場を牽引し、欧州市場の回復および中東、アフリカおよび中南米市場の拡大が期待されることから、太陽光発電市場は確実に成長することが見通される。政策および資金調達環境が改善されることを前提とした加速シナリオにおいては図1に示すように、2023年の年間市場は約180GW規模となることも期待される。図2に地域別年間導入量の推移と2023年までの見通し(加速シナリオ)を示す。
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