国連環境計画(UNEP)が発刊した『世界の再生可能エネルギー投資トレンド2016年版(Global Trends in Renewable Energy Investment 2016)』報告書によると、2015年の世界の再生可能エネルギー(大規模水力発電を除く)への投資額は2859億ドルとなり、ドイツとイタリアで太陽光発電システム設置が急速に進んだ2011年の2785億ドルを超えて過去最高となった。2015年は発展途上国における投資額が初めて過半数を占めた記録的な年となった。先進国の投資額は前年比8%減となる1300億ドルであったが、インド、ブラジルを含む発展途上国において、前年比19%増となる総額1560億ドルが投じられた。
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