中国は2013年に世界で初めて太陽光発電の年間導入量10GW以上を達成した国である。中国国家発展委員会(NDRC)・エネルギー研究所によれば、中国における2013年の太陽光発電システムの新規設置容量は、図に示すように11.8GWであった。このうち系統連系形太陽光発電システムの設置容量は11.3GWであり、独立形太陽光発電システムが0.5GWであった。2013年末の累積導入量は18.8GWとなった。中国は太陽電池製造においては世界1位の座を保持し続けているが、導入量においても世界1位となり、太陽光発電の普及も牽引する国となった。
2014年には、中国国家能源局が2014年1月に公布した「2014年太陽光発電年間新規設置規模の通知の発行について」に基づき、中国全体で合計14.05GWの新規設置が計画されている。
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