2018年6月19日~22日にドイツ・ミュンヘンのMesse Münchenで、太陽光発電の展示会としては欧州最大規模のIntersolar Europeが開催された。本展示会は今回から、新たなエネルギーソリューションのためのイノベーションハブとなる「The smarter E Europe」という大枠の中に、太陽光発電関連の「Intersolar Europe」、エネルギー貯蔵関連の「ees Europe」、電気自動車とそのインフラに関連する「Power2Drive Europe」、エネルギーマネジメント関連の「EM-Power」の4テーマが構成された複合展示会となった。併催の国際会議は6月19日~20日にICM(International Congress Center München)で開催され、200名の講演者、1,700人の参加者を集めた。
欧州連合(EU)は、会期直前の2018年6月14日にパリ協定の目標達成に向け2030年までに温室効果ガス排出量を1990年比で40%削減するため、2030年の再生可能エネルギー比率の目標を上方修正することを発表した。これまでの一次エネルギーにおける再生可能エネルギー比率の目標は27%であったが、32%に上方修正された。この目標はEU加盟国に対して拘束力を持つことも決定しており、再生可能エネルギーの導入量拡大への期待が高まっている。
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