近年、太陽光発電において、PPAモデルと呼ばれる手法が多く用いられるようになっており、その税務と会計に関する問い合わせが増えている。今回は、その会計、税務、そして、補助金について、解説を行う。
PPAモデルとは
「Power Purchase Agreement(電力販売契約)モデル」の略称で、電気を利用者に売る電力事業者(PPA事業者)と、需要家(電力の使用者)との間で結ぶ「電力販売契約」のこと。このモデルでは、電力の需要家がPPA事業者に敷地や屋根などのスペースを提供し、PPA事業者が太陽光発電システムなどの発電設備の無償設置と運用・保守を行う。また同時に、PPA事業者は発電した電力の自家消費量を検針・請求し、需要家側はその電気料金を支払う。(環境ビジネスオンライン環境用語集「PPAモデル」より引用)。
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