前回より再生可能エネルギー関連、主として太陽光発電に関連した税制について、連載させていただくこととなった。今回は早速脱線をして、投資利回りについて解説する。
まず、20年平均営業利益率を算出
利回りに関して最も正確性が高いものは、20年等の売電期間の損益・収支の見込みを作成し、20年間の損益、収支(CF)、納税額等を確認することである。ここでは、減価償却費、償却資産税額、支払地代、メンテナンス費、損害保険料等、パワコンの交換費用等、あらゆる費用が計上されていることが望ましい。そうしたうえで、例えば、営業利益の20年平均を算出し、これを設備投資額で割れば、20年平均営業利益率が確認できる。会計ベースの基本的な指標であり、他の投資と比較ができる事業の投資利回りといえよう。
続きは有料会員登録後にお読みいただけます。
- オンラインでは実務に直結する有益なオリジナル記事を掲載
- 登録月(購入日~月末)は無料サービス
- 環境設備の導入・営業に役立つ「補助金情報検索システム」も利用可能
- 本誌「環境ビジネス」の電子ブックも読み放題
- 月額
- 1,300円(税込)
- 年額
- 15,600円(税込)
- 1
- 2