国内初、国産バイオジェット大規模生産へ 日揮らが新会社設立

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建設予定地(出所:日揮ホールディングス)
建設予定地(出所:日揮ホールディングス)

日揮ホールディングス(神奈川県横浜市)、コスモ石油(東京都港区)、レボインターナショナル(京都府京都市)は、国内初の国産SAF(持続可能な航空燃料)大規模生産を目指し、11月1日付で新会社「SAFFAIRE SKY ENERGY」(神奈川県横浜市)を設立した。100%廃食用油を原料とした、年間約3万キロリットルのSAFの国内供給を目指す。

新会社ではSAFの製造・供給事業を行う。資本金は1億円で、出資比率は日揮HDが48%、コスモ石油が48%、レボインターナショナルが4%。SAF生産設備は、コスモ石油堺製油所(大阪府堺市)内に2023年夏を目途に着工し、2024年内に完工、2024年度下期~2025年度初での運転開始を予定している。同設備ではバイオプラスチックの原料となるバイオナフサや、バイオディーゼルも生産する。

2025年に国産SAF供給へ

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