エア・ウォーター、液化バイオメタンの製造を開始 LNG代替利用実証

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LBMセンター工場(出所:エア・ウォーター)
LBMセンター工場(出所:エア・ウォーター)

エア・ウォーター(大阪府大阪市)は10月18日、日本初となる、家畜ふん尿由来の「液化バイオメタン」(LBM:Liquefied Bio Methane)の製造を開始したと発表した。同月13日、バイオガスをLBMに加工するセンター工場(北海道帯広市)から、よつ葉乳業(北海道札幌市)十勝主管工場に初出荷した。

今後、十勝主管工場では、LBMを液化天然ガス(LNG)の代替燃料として利用する実証試験を実施し、一連のサプライチェーンモデルの構築に取り組む。具体的には、LBMの品質実証を行うと同時に、サプライチェーン全体での温室効果ガス(GHG)削減効果の検証を進める。

なお、センター工場で製造する年間約360トンのLBM全量がLNG代替燃料として使用された場合、サプライチェーン全体でのCO2排出削減量は年間7,740トン、温室効果ガス(GHG)削減率は60%以上となる見込み。

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