UCCが水素焙煎コーヒー開発、世界初の量産に向けて10月から限定販売
UCC上島珈琲(兵庫県神戸市)は10月1日、水素を熱源としてコーヒー豆を焙煎する独自の「水素焙煎」方法を確立し、特許を出願したことを発表した。2025年4月に、大型大型水素焙煎機による水素焙煎コーヒーを量産、本格的に販売する予定。本格展開に先駆け、この水素焙煎コーヒーを10月9日より限定販売する。
CO2を排出しない焙煎、2022年より研究開始
コーヒーの焙煎では、特有の味覚や香りを引き出すために、微妙な火力調整により焙煎温度をコントロールすることが重要とされる。そのため焙煎工程の熱源には、一般的に天然ガスを使用するが、カーボンニュートラルに向けたCO2排出削減への対策が大きな課題となっている。
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