清水建設、オン・オフ供給対応の新システム実装で水素蓄エネルギー実証開始
清水建設(東京都中央区)は9月4日、水素エネルギーの利用拡大を目的に、自社のイノベーション拠点「温故創新の森 NOVARE」(同・江東区)において、水素サプライチェーンを活用した水素蓄エネルギーの実証運用を開始したと発表した。
この拠点に設置したオンサイト型の水素蓄エネルギー設備「Hydro Q-BiC」に、外部調達水素の急速充填用吸蔵合金タンクを付加し、オンサイト・オフサイト双方からの水素供給に対応できる水素エネルギー利用システム「Hydro Q-BiC TriCE」を実装した。この新システムを活用して、敷地外から受け入れた水素を水素吸蔵合金タンクに貯蔵し、必要時に抽出して電力に変換することで、消費エネルギーの脱炭素化を促進させる。
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