住友商事、「グリーンケミカル」分野でタイ化学メーカーと協業

住友商事は11月7日、タイの化学メーカーGlobal Green Chemicals(GGC)と、再生可能資源を原料とした環境負荷の低い化学品「グリーンケミカル」分野で協業すると発表した。タイを中心とした東南アジア・オセアニア地域でサトウキビなどのバイオマスを原料としたバイオエタノールやその他グリーンケミカルの活用を推進する。また、非可食原料由来の「第二世代バイオエタノール」の製造を検討する。
GGCは塗料や界面活性剤、医療補助剤などの製造に使用される、さまざまな脂肪酸含有化合物であるオレオケミカルの製造を行っている。2021年からは「ナコンサワン・バイオコンプレックスプロジェクト」を推進し、稼働済みの第1期工場では1日あたり2万4000トンのサトウキビを粉砕処理し、60万リットルのバイオエタノールの製造を計画している。
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