関電・舞鶴石炭火力1号機、硫黄酸化物の条例規制値超過 原因と対策を発表
関西電力(大阪府大阪市)は6月21日、石炭火力の舞鶴発電所1号機(京都府舞鶴市)において、硫黄酸化物の条例規制値等を超過した件について、不具合の発生経緯、原因、再発防止対策と今後の対応を取りまとめ発表した。
舞鶴発電所1号機(定格出力90万kW)では、5月8日18時頃、運転中の排出ガスにおける硫黄酸化物の濃度と排出量が、京都府の条例規制値と京都府、舞鶴市、高浜町との環境保全協定値を超過した。関西電力は、同日19時頃、硫黄酸化物の排出を止めるため、発電設備を停止した。排出ガス中の硫黄酸化物の処理を行う脱硫装置吸収塔内部を確認したところ、上部デッキに損傷を認めた。
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