スズキ、畜産系バイオマスの発電会社に出資

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(出所:スズキ)
(出所:スズキ)

スズキ(静岡県浜松市)は、畜産系バイオマス発電を計画する富士山朝霧Biomass(静岡県富士宮市)へ出資したと発表した。富士山朝霧Biomassは、地元の酪農家などから回収した牛ふんを発酵させて精製したバイオガスを燃料に発電する「朝霧バイオマス発電所」を所有する。同発電所は2022年11月の売電開始を目指している。

富士山朝霧Biomassは、富士開拓農業協同組合の組合員から回収した牛ふん(17トン/日)を主な原料にバイオガスによる発電を行う。発電した電力を地元電力会社である富士山エナジー(静岡県富士宮市)を通じて地域へ供給するとともに、発酵の過程で生じる残渣(消化液)を有機肥料として販売する計画だ。発電機100kwh×1基を設置し、想定年間発電量は800,000kwh。

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