長谷工、デベロッパー向けZEH-M支援ツール開発

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(出所:長谷工コーポレーション)
(出所:長谷工コーポレーション)

長谷工コーポレーション(東京都港区)は7月8日、デベロッパーを対象に、ZEH-M Oriented性能基準を満たす分譲マンションを設計するための「ZEH-M仕様検討支援ツール」を開発したと発表した。同ツールを活用することで、断熱性能(UA値)強化、省エネ性能(BEI値)を満足する設備などの仕様を容易に検討できる。

断熱性能(UA値)強化仕様の検討では、床、壁、開口部や天井に対して、住宅性能表示制度の断熱等性能等級4からの強化すべき断熱仕様の検討が可能となる。省エネ性能(BEI値)を満足する設備仕様の検討としては、給湯・冷暖房・照明設備などにおいて、高効率の設備を組み合わせた提案を行い、プロジェクト毎の事業方針に沿った設備を選定する。また、これらの検討結果に基づき、タイムリーに概算コストを算出することもできる。

同社は2022年1月より東京地区で、4月からは関西地区でも同ツールを通じたデベロッパーへの提案をすでに開始しており、今後も、ZEH-M Oriented性能基準を満たす仕様を積極的に提案することで、マンションにおけるZEHの普及を促進するとともに、サプライチェーン全体のCO2排出量削減に取り組んでいく考えだ。

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