西松建設と戸田建設、カーボンネガティブコンクリーを2024年度までに実用化

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①新たに開発した技術、②スラグリート、③一般的なコンクリートを用いて製造したプレキャスト製品とCO2 排出量のイメージ
①新たに開発した技術、②スラグリート、③一般的なコンクリートを用いて製造したプレキャスト製品とCO2 排出量のイメージ

西松建設(東京都港区)と戸田建設(同・中央区)は12月5日、現在共同開発中であるカーボンネガティブコンクリート(材料起源のCO2排出量が計算上ゼロ以下となる)が、実証試験によりプレキャスト製品の製造が可能であることを確認したと発表した。

強度・仕上がり共に一般的なコンクリートと同等

両社は現在取り組んでいる新たな技術で、CO2を吸収・固定化した炭酸カルシウム(石灰石を原料に化学的に製造された炭酸カルシウム)をコンクリートの材料に使用し、カーボンネガティブコンクリートを開発し、2024年度までの実用化を目指す。

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