大阪・関西万博のベジタブルコンクリート、原料にカカオハスクを提供 明治

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左:カカオハスク 右:大阪・関西万博のギャラリーイメージ(出所:明治)
左:カカオハスク 右:大阪・関西万博のギャラリーイメージ(出所:明治)

明治(東京都中央区)は7月3日、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)で使用されるベジタブルコンクリートの原料として、チョコレートの製造過程で取り除かれる「カカオハスク」を提供し、会場整備参加に協賛すると発表した。大阪・関西万博では、会場内の建造物の一部に廃棄食品・規格外野菜などの未活用原料を使用した新建材「ベジタブルコンクリート」が採用される。

同社の提供するカカオハスクが、スタートアップのfabula(同・大田区)の技術により板状のベジタブルコンクリートに成形され、建築設計事務所・teco(同・台東区)の設計に基づき、会場内施設であるギャラリ-westの屋根面を構成する材料として活用される。

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