三菱電機のZEB実証棟 竣工3年間の省エネや快適性、健康性で高評価受賞

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受賞したZEB関連技術実証棟「SUSTIE」外観(出所:三菱電機)
受賞したZEB関連技術実証棟「SUSTIE」外観(出所:三菱電機)

三菱電機(東京都千代田区)は5月13日、三菱電機合研究所(神奈川県鎌倉市)に2020年竣工したZEB関連技術実証棟「SUSTIE®(サスティエ)」が、空気調和・衛生工学会主催の「第62回空気調和・衛生工学会賞 技術賞」(建築設備部門)を受賞したと発表した。

建設計画から竣工後3年間の定量的性能分析で高評価

サスティエは三菱電機、三菱地所設計(東京都千代田区)、早稲田大学(田辺新一教授)、弘電社(同・中央区)、三菱電機冷熱プラント(同・品川区)の5者が、開発・設計・施工・評価などを分担し、建設した実証棟。中規模オフィスビルにおいて、快適性を維持しながら一次エネルギー消費量を最小化するビル設備の運転計画立案技術を開発。立案した計画でビル設備を1年間運転させ、設計BEI(-0.06)を上回る実績BEI(1年目-0.15、2年目-0.16)を達成した。

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