CO2とシリコン廃棄物を原料にSiC生成 住友商事と東北大が共同開発

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太陽光パネル廃棄に伴うシリコンセルの廃棄量は約2~3万トンに及ぶ。画像はイメージです
太陽光パネル廃棄に伴うシリコンセルの廃棄量は約2~3万トンに及ぶ。画像はイメージです

住友商事(東京都千代田区)は5月14日、東北大学大学院工学研究科応用化学専攻の福島潤助教らの研究チームと共同で、CO2とシリコンスラッジを原料に用いるカーボンリサイクル型SiC(炭化ケイ素)合成技術の開発を開始すると発表した。CO2排出の削減と産業廃棄物の再資源化を同時に実現し、SiCの高純度用途への展開を可能にする新たな技術の確立を目指す。

CO2削減しながら、産廃物を有効活用

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