駅の空気中からCO2を回収し植物を栽培 JR西日本などが実証実験

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m-DAC技術を活用した植物工場のイメージ(出所:JR西日本など)
m-DAC技術を活用した植物工場のイメージ(出所:JR西日本など)

西日本旅客鉄道(JR西日本/大阪府大阪市)、Carbon Xtract(福岡県福岡市)、スパイスキューブ(大阪府大阪市)は7月3日、空気中のCO2を直接回収するDAC(Direct Air Capture)技術を活用した植物工場の実証事業を連携して実施すると発表した。

Carbon Xtractが保有する、九州大学発のナノ分離膜を用いたDAC技術「m-DAC®」と、スパイスキューブの屋内植物工場を組み合わせ、空気中から回収したCO2を用いて光合成を促進し、野菜を育てる実証実験を行う予定。小型分散型のDAC装置によって空気中から回収したCO2をその場で利活用する世界初の取り組みになるという。

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