TOWING、高機能バイオ炭の実証開始 野村証券グループと連携も

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宙炭散布の様子。黒い部分が宙炭(出所:TOWING)
宙炭散布の様子。黒い部分が宙炭(出所:TOWING)

名古屋大学発のスタートアップ企業であるTOWING(愛知県名古屋市)は6月20日、高機能バイオ炭「宙炭(そらたん)」を活用した農業の脱炭素に関する実証を、北海道で開始したと発表した。この取り組みは、野村證券(東京都千代田区)、野村ファーム北海道(北海道江別市)、サグリ(兵庫県丹波市)と共同で実施する。

宙炭を散布 化学肥料を有機肥料に転換

宙炭は、地域の未利用バイオマスの炭化物に、TOWINGが保有する土壌由来の微生物群を選別・培養して生成した農業資材。農地への施用により、作物の品質や収穫量向上のほか、GHG排出量削減などが期待できる。

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