東急、鉄道の使用済みケーブルをリサイクル 三菱系・東北大開発の技術応用

東急(東京都渋谷区)と東急電鉄(同)は4月1日から、東北大学および三菱マテリアル(同・千代田区)と共同で、鉄道事業で発生する使用済みケーブルのリサイクルに関する共同開発を開始する。この取り組みでは、「湿式剥離法」の原理を応用するという。
強固な上、選別が難しい鉄道用ケーブルの分離・剥離を目指す
「湿式剥離法」は、東北大学が主導し三菱マテリアルと開発したもので、ケーブルを有機溶媒に浸漬させ、その状態で衝撃を与えることにより、銅線と被覆材を損傷させることなく分離・剥離する技術。
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