CO2を分離回収しドライアイス化 東邦ガスら「Cryo-DAC」実証開始

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「Cryo-DAC」によるカーボンリサイクルのイメージ(出所:東邦ガス)
「Cryo-DAC」によるカーボンリサイクルのイメージ(出所:東邦ガス)

東邦ガス(愛知県名古屋市)、名古屋大学、東京理科大学の3者は4月1日から、未利用のLNG冷熱を活用して大気中から直接CO2を分離回収する技術「Cryo-DAC(クライオダック)」のベンチスケール実証を名古屋大学東山キャンパスで開始した。

ドライアイス化後、常温に復温させ、高圧のCO2を生成

「Cryo-DAC」は、2020年8月に国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下、NEDO)の「ムーンショット型研究開発事業」に採択された技術。名前の由来は、冷熱を表す「Cryogenics」と、大気中のCO2を直接回収する技術「DAC」を組み合わせたもの。

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