「ナラ枯れ」で分解長期化、森林CO2放出評価に新たな視点 東北大が解明

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モニタリングを行うため、森林内の地面に設置したコナラの丸太(出所:東北大学)
モニタリングを行うため、森林内の地面に設置したコナラの丸太(出所:東北大学)

東北大学は1月29日、モニタリング研究により、通称「ナラ枯れ」と呼ばれるブナ科樹木萎凋病が、枯死木の木材分解を遅らせていることを解明したと発表した。

森林のCO2放出量を評価するうえで、これまで十分に考慮されてなかった新たな視点で、コナラ枯死木の分解過程への長期的な影響が明らかになれば、ナラ枯れが森林からのCO2放出に与える影響に関する予測精度の向上が期待できる。

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