ポリウレタンを分解する菌を発見、慶應大と三菱電機先端技術総合研究所

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分解実験におけるフィルム表面の観察結果。分解後は表面に傷が多く入っており、分解されていることがわかる(出所:慶応義塾大学)
分解実験におけるフィルム表面の観察結果。分解後は表面に傷が多く入っており、分解されていることがわかる(出所:慶応義塾大学)

慶應義塾大学および三菱電機先端技術総合研究所(兵庫県尼崎市)の研究チームは3月5日、ポリウレタン(PU)を分解する微生物を発見したと発表した。

土壌から分離・回収した微生物を用いて分解実験を実施し、低分子ウレタン化合物を分解する3種類の菌株を特定したという。この成果は、従来リサイクルが困難で埋め立てや焼却処分されていたPUを、微生物による分解処理を実現する一歩となる。

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