東大ら5者、ナイロン製の釣り糸が海洋で生分解することを発見

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自然界に残された釣り糸のイメージ(出所:PIXTA)
自然界に残された釣り糸のイメージ(出所:PIXTA)

東京大学、九州大学、長岡技術科学大学、愛媛大学、化学物質評価研究機構の5者は5月15日、これまで「海洋では分解しない」と共通認識されていた市販のナイロン製釣り糸の中に、海洋生分解性ポリマーのセルロースと同等レベルで生分解する釣り糸が複数存在することを発見したと発表した。

愛媛県におけるフィールド試験で発見

この成果は、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の委託事業において2023年度より実施してきた、愛媛県愛南町における海洋分解性に関するフィールド試験により得られた。

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