SG研究所、燃料電池を高機能化する新材料開発 「ポストリチウム電池」期待

SG研究所(山形県山形市)は4月9日、燃料電池などクリーンエネルギーの材料として用いられるプロトン伝導体の機能を飛躍的に高めた「超プロトン伝導体」材料を開発したと発表した。燃料電池の高機能化・小型化・低価格化が期待でき、『ポストリチウム電池』になり得るという。
プロトン伝導体、従来材料はコストや性能面で課題
プロトン伝導体はクリーン水素技術の一つであり、燃料電池にも使われる注目度の高い材料。これまでは「Nafion(ナフィオン)」のような高分子材料や水和系ペロブスカイト型プロトン伝導体などの材料があるが、コストや性能面で解決すべき課題も多かった。
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