慶應大学ら、メタン抑制飼料で育てた「エシカル和牛」初出荷 環境評価を検証
慶應義塾大学は6月18日、同大学大学院メディアデザイン研究科(KMD)が、熊本県畜産農業協同組合連合会(熊本県畜連/熊本県熊本市)、肥後銀行(同)とともに、牛由来のメタンガス発生を抑制する飼料で肥育した和牛を「エシカル和牛・くまもとあか牛」として国内外市場向けに初出荷すると発表した。今回の出荷・販売を通じ、環境付加価値を付けた新たな評価軸での生販体制構築を検証する。
牛由来メタンガス発生を約36%抑制
「エシカル和牛・くまもとあか牛」は、連携協定「くまもとあか牛プロジェクト」(2019年に締結)で推進してきた「くまもとあか牛」のブランド化・販路拡大事業において立ち上げた新ブランド。
続きは無料の会員登録(必須情報入力)後にお読みいただけます。
- 環境対策・環境推進に役立つニュース記事が読める
- 平日毎朝、自分の興味に合った最新ニュースをメールで受け取れる
- 有料記事などに使えるポイントを貯められる
- クリッピング機能で要チェック記事をストックできる