金沢工大に日本初フラウンホーファー拠点、風力ブレードなど炭素繊維材で連携

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日本初のフラウンホ―ファーIGCVとの連携拠点が設置される金沢工業大学革新複合材料研究開発センター(出所:金沢工業大学)
日本初のフラウンホ―ファーIGCVとの連携拠点が設置される金沢工業大学革新複合材料研究開発センター(出所:金沢工業大学)

金沢工業大学は1月14日、欧州最大の科学技術応用研究機関であるフラウンホーファー研究機構(ドイツ)の鋳造・複合材料・プロセス技術研究所(IGCV)との連携拠点を、革新複合材料研究開発センター(ICC/石川県白山市)に設立すると発表した。IGCVが日本国内に研究開発拠点を立ち上げるのは初めて。2024年度中に開設の予定で、「リサイクル炭素繊維複合材料」分野での研究開発と技術移転・事業化を目指す。

風力発電用のブレードなどに用いられる炭素繊維複合材料

フラウンホーファーは、ドイツ各地に76の研究所を構え、研究総額年間5000億円を超える世界有数の科学技術分野における応用研究機関。IGCVは、フラウンホーファーの研究所の一つで、炭素繊維複合材料を主要な研究対象とする研究を行っている。

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