「高温海洋熱波が暑夏に影響及ぼす」 東大・北大らが解明

  • 印刷
  • 共有
画像はイメージです
画像はイメージです

東京大学と北海道大学、気象庁、海洋研究開発機構(JAMSTEC)らの研究チームは7月19日、高温下の海洋熱波により温室効果が強まり、北日本の暑夏に大きな影響を与えた可能性が高いことを明らかにした。

上空の大気循環の変動に加え、海洋側にも要因がある

1946年の統計開始以降、歴代1位の暑夏となった2023年、北日本近海では1985年以降の夏として最も海面水温が高く(図1b)、海洋熱波が発生した(図1a)。

図1:2023年夏平均の(左)海面水温平年差(図1a)と(右)地上気温平年差(図1b)(出所:東京大学)
図1:2023年夏平均の(左)海面水温平年差(図1a)と(右)地上気温平年差(図1b)(出所:東京大学)

続きは有料会員になるか、この記事の購入後にお読みいただけます。

  • 実務に直結する有益なオリジナル記事を掲載
  • 有料会員になると購入不要で全記事読める(登録月無料)
  • 有料会員は「補助金情報検索システム」も利用可能
  • ポイントは記事の感想ボタンで貯められます
無料会員
300pt
有料会員
0pt

※記事単位での購入は
ポイントが必要です

関連記事