環境省、窒素管理の行動計画を策定 脱炭素との両立見据え

環境省は9月27日、廃棄窒素の世界的な削減に向けた国連環境総会(UNEA)の決議を踏まえ、持続可能な窒素管理に関する行動計画を策定し公表した。
一酸化窒素(NO)、二酸化窒素(NO2)、アンモニア(NH3)、硝酸(HNO3)など、窒素ガス(あるいは分子窒素、N2)以外の化学形態である窒素化合物(反応性窒素)は、主に化学肥料や化学製品の原料として用いられている。その一方で、環境に排出された場合、大気汚染、水域の富栄養化、地下水汚染など、多くの環境媒体に影響を及ぼす。今後、カーボンニュートラルの実現に向けた燃料アンモニアなどの普及拡大が見込まれる中、大気環境への排出抑制との両立が求められる。
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