WEF、もみ殻からバイオ炭と非結晶シリカを製造 特許技術を活用

廃棄物リサイクル技術開発などを手がけるベンチャー企業のWEF技術開発(滋賀県大津市)は7月2日、同社の特許技術「大気中生成活性酸素」を活用し、もみ殻からバイオ炭シリカを製造したと発表した。
独自技術でもみ殻を有効利用、水田のメタン発生を抑制
水田は、水を張ることで土中が嫌気になりメタン菌が活性化し、メタンが大量に発生する。また、近年は温暖化による稲のストレス増加による減収量、品質低下が課題となっている。特に、稲は高温に弱いため、有効な高温対策が求められる。
こうした状況を受けて、同社は、農業廃棄物であるもみ殻に着目し、利用水田メタン発生に有効なバイオ炭と稲の高温対策として期待できる非結晶シリカの同時製造を目指した。
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